メキシコ・トゥルムでヨガリトリートはいかが？: 5月 2015

2015年5月31日日曜日

ヨガリトリート情報のページを作りました！

シャンバラ・プチ・ホテルで開催される予定の
ヨガリトリート情報のページを
作ってみました。

こちらです→　ヨガリトリート情報

残念ながら、現在のところ、
日本語で行われるリトリートはありませんが
片言の英語でも、けっこう楽しめると思います！

もちろん、
シャンバラ・プチ・ホテルには
日本人スタッフが常駐しておりますので
（私のことですが。。。。）

困ったことがあれば
いつでもサポートさせて頂きます！

これ！と思うリトリートがありましたら
ぜひ、参加してみてください。

ちなみに、ほとんどのリトリートは
現地参加になっておりますので
シャンバラ・プチ・ホテルまでは
自力で来て頂くことになります。

その際の交通手段の手配なども
ご相談にのりますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。

当ブログ管理人直通のメールアドレスは
こちらになります
email: peruanita4545（あ）yahoo.co.jp　
※メール送信の際は（あ）を@に変更してください。

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カサ・セノーテ（Casa Cenote）

ダイバーに人気のカサ・セノーテに行ってきました！

ユカタン半島には川がなく、
地下水が地下のトンネルを通って海へと流れていきます。

セノーテというのは、その地下水が
地上に湧き出た池。

あるいは、土地が陥没して出来た
天然の井戸のようなもの。

普通の池みたいなセノーテもあれば
地上から何十メートルも地下に下りていくセノーテもあります。

トゥルムの町のすぐ近くにある
カサ・セノーテは
ビーチに隣接したセノーテで、
セノーテの水が、トンネルを通って
海にでるルートを
ダイビングで体験できるという
貴重な場所です。

カサ・セノーテの入り口

こちらがカサ・セノーテ。

水の色が美しくて声を失います。

↑こちらがカサセノーテのビーチ部分。

白い船の向こう側に

丸くブルーが薄くなっている場所が

見えますか？？

あそこが、セノーテの出口になります！！！！

私はダイビングができないので（水恐怖症）
残念ながらそれを体験することは出来ませんが
セノーテをシュノーケリングして
とってもたのしむことができました。

カサ・セノーテの地下は
まるで地下神殿みたいに
面白い石の形がつづいているのです。

とっても神秘的でした。

なので、ダイビングできる人も、出来ない人も
カサ・セノーテはオススメです♪♪♪

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シャンバラヒストリー　その2♪

シャンバラヒストリーその1につづく

テントロッジからスタートした
シャンバラ・プチ・ホテルは
少しずつテントが増えていき
トイレやシャワーが常設されるようになり・・・と
数年かけて発展しました。

しかし、当然のことながら
公共水道も電気もなかったので
（それは今も同じですが）

夜はたくさんのキャンドルをともして
宿泊客全員がリビングルームに集まって
楽しく過ごしていたそうです。

いわゆる、昔のペンションとか
ユースホステルみたいな感じですね・・・

当時は、ヨーロッパからのお客様が多く
いろんな国の人たちとの会話は
とても刺激的だったそうです。

たくさんの人が本を置いていくので
図書館ができるほどだったそう・・・

しかしオーナーには一つ悩みがありました。
それは、車を持っていないこと。

一番近い町にいくのも約9キロの道のり・・・

車を持っている友人に買い物を頼んだり
木材や水を積んでいるトラックにお願いして
町に連れて行ってもらったりしたそうです。

当然ですが、インターネットもありませんから
ときどき、街に出かけては
トゥルムの町に一つだけあったインターネットカフェで
メールのチェックなどをしていたそうです。

そこには、トゥルムでホテルを開業している人たちの
ほとんどが集まってきたため
いろんな情報交換ができ
それはそれで、とても楽しかったそうです。

・・・・・
・・・・・
・・・・・

そんなある日
配管工事などを手伝ってくれる
大工の棟梁が
訪ねてきたそうです。

彼の車の後ろには
2台の車が続いていました。

棟梁は

「お前には車が必要だろう？
どっちか好きな方選べ。
金ができたときに
払ってくれたらいいから・・・」

と。

思いもかけないプレゼントに
彼は号泣したそうです。

（今でも、その話をすると
オーナーは感極まって泣いてしまいます。）

こうして車を得た彼は
周りの人たちがこれまで彼にしてくれたように
御用聞きをしたり
ドライバーをしたりして
仲間とのきずなを深めると同時に

さらにお客様を得ることができ
その年の終わりには
棟梁にお金を払うことができたのだそうです。

オーナーはいまでも地元の業者を
とても大事にします。

例え、少し高くついたとしても
土地の人にお金を払いたい、
土地の人たちに仕事を発注したい・・・という気持ちが
強いのです。

私から見ると、
要領がわるかったり
とんちんかんだったり
時間を守らなかったり
いろいろいろいろあるのですけれど

オーナーなりの感謝の表し方なのだな・・・と思います。

今でこそ、たくさんの知り合いがいるオーナーですが

閉鎖的なこの土地では
メキシコシティ出身の「都会人」に
冷たくする傾向があります。

いわゆる都会人で、
なおかつ、留学してほとんどメキシコに住んでいなかったオーナーにとって
この土地に溶け込むには
相当な努力が必要だったことでしょう。

シャンバラの歴史には
いろんな思いが詰まっています。

つづく

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2015年5月30日土曜日

たくさんの海藻がまだまだ漂着

トゥルムビーチ沿岸への
海藻漂着はまだまだ続いています。

ものすごく少ない日もあれば
大量の時もあります。

はやく終わってくれるといいのですが・・・・

どんどん漂着する海藻

砂浜が海藻でいっぱいになります。

一つ一つみるとかわいい海藻なんですが

やっぱり邪魔です。。。涙

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シャンバラヒストリー♪　その1

シャンバラプチホテルは、
もともと、ヨガリトリート用のホテルではありませんでした。

というか、
そもそも、ホテルにしようと思って買った土地ではなかったそうです。笑

17年前
休暇でトゥルムに来たオーナーが
あまりの美しさに惚れ込んでしまい
そのまま移り住んでしまったとのこと。

トゥルムに住み始めた当初は、
ビーチ沿いにあるホテルの
マネージャーをしていたそうですが

あるとき、
ビーチの土地を買わないか？という誘いを受け
二つ返事で購入したのだそうです。

そして、
水道も電気も何もないタダの砂浜とジャングルの土地に
小さなほったて小屋を立てて
住み始めました。

毎日のようにビーチの砂を掃除し、
ジャングルを整備し、
少しずつ自分の家を整えていったそうです。

当然ですが
携帯電話もなければ
電話線もなければ
インターネットも無い時代。

一人でちょっともてあましていたオーナーは
黒のラブラドール、エンゾを譲り受け
二人で楽しく暮らしていたそうです。
（エンゾは2015年5月22日に13年の生涯を終えました）

当然ながら、当時、
道路も舗装されてはおらず
食事は、買いだめした
マルちゃんのカップラーメンか（笑）
荷車で売りに来るサンドイッチやタコスだったそうです。
（マルちゃんはメキシコでも有名です。たぶんNissinより有名・・・）

まだトゥルムビーチには
そんなにたくさんの観光客がおらず、
ビーチを掃除していても
歩いてくる人はほんのわずかだったそうです。

しかし、ある日のこと
一人の男性がビーチを歩いてきて

「君、部屋を貸してる？」と訊いてきたそうです。

オーナーは

「ココは僕の家で、ホテルじゃないよ」

と言ったところ

「残念だな～　こんなにキレイなのに・・・」と言われたのだそうです。

そのとき、ハっとオーナーはひらめき

「前金払ってくれたら、今日の夜にはちゃんと泊まれるようにするよ！」

と、相手に伝えたそうです。

その男性は、とても喜んで、気前よく前金を払い、

「あとで家族を連れて戻ってくる！」

といって、ビーチを歩いて行ったそうです。

そうしてお金を得た彼は
即座に町に行って
テントやらランタンやらいろんなモノを買い込み

ビーチに美しいテントロッジを作ったそうです。

たいまつで照らされたロマンチックなロッジに
夕方になって戻ってきたファミリーは大喜び！！！

そして
「友達も連れてくるから、もっとテントを立ててくれ」

といって、さらにお金を払ってくれたそうです。

その日、オーナーは

「ココでホテルをやろう！」と思いついたのだそうです。

トゥルムビーチで17番目に出来たホテル、
それが、シャンバラ・プチ・ホテルでした。

つづく

※夜になるとライトアップされる
ビーチ沿いのヨガスタジオ♪

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2015年5月29日金曜日

シャンバラプチホテルのロッジたち

シャンバラプチホテルには
10個のロッジがあり、
そのうちの9個がビーチ側に立っています。

↑ホテルの中央部から海側を眺めたところ

両側の白い建物たちが

それぞれのお部屋になります。

↑こちらが、海に向かって、右側を移したところ

一番手前の木が内側から生えているお部屋が

リビングルーム

みんなが集う公共スペースです。

↑こちらが海に向かって左側を移したところ

全部で5つのロッジが並んでいます。

壁にかかっているオレンジ色のフレームには

ロッジの名前が書かれています。

手前から

1）カサ・ケ・カンタ（歌う部屋）

2）ラダー（ヒンドゥーの神様の名前）

3）ナタラジ（同じく神様の名前）

4）ガネーシャ（象の形をしたおなじみの神様）

5）エオロ（ネイティブアメリカンの名前）

ほとんどのロッジの扉が
スライド式。
また9個中、8個のロッジに
プライベートバスルームがついており
1つのお部屋は公共バスルームをつかって頂く仕組み。

特別室を除き、ほとんどのお部屋の大きさが同じですが
デザインが少しずつ違うので
それぞれのお部屋を楽しんで頂けます♪

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2015年5月28日木曜日

ジャングル＆ビーチの生活

私は、大学院時代に
ペルーのジャングル地帯で
博士論文用のリサーチをしていたことがあり
ジャングルに住むこと自体は慣れています。

しかし、
ジャングルとビーチの組み合わせは初めてです・・・・

1年間生活してみて、
日本にいたときには
想像もできなかったいろんなことを
体験しました。

いくつか取り上げてみたいと思います。

1）なんでも錆びちゃう！！！

ビーチにお住まいの方にとっては
当たり前のことかもしれませんが
塩害というのはすごいものですね！

何が困るって
なんでも錆びちゃうので
金属製のものは使えない・・・ということです。

自転車は1か月乗らなかったら
ボロボロに錆びて
金属製のカゴは、穴だらけになりました。涙

また
音響システムやパソコンのケーブルを差し込むところが
錆びてしまうのです。。。

ＵＳＢケーブルの差込口もどんどん錆びます！
携帯電話のイヤホンの差込口とか
充電用ケーブルの差込口も・・・

先日買ったばっかりの体重計も
もう、サビ錆になってしまい
ちょっとショック・・・

プラスチック製を買えばよかったのに
「メタルの方がかっこいい～」と
ビーチにいることを
すっかり忘れて買ってしまったのでした。

こんな風に
自分の持ち物が錆びていく以外にも
ホテルのお部屋で使っている様々なものも
ものすごい勢いで錆びます。

たとえばドアノブとか
ドアの鍵とか
チャッカマンの金属部分とか、
シャワーとか
蛇口とか
トイレのレバーとか・・・・

また台所用品も
金属製のものはすぐに錆びて
使えなくなりますので
ステンレス製、もしくはアルミ製にしなければなりません。

お客様の宿泊用の部屋などは
驚くほど頻繁に
いろいろな金具を取り替えています。

それでも、すぐに錆びて
「なんか、この部屋の金具、みんな錆ついてる・・・」と
思われてしまうのです。

違うよ～この間替えたばっかりだよ～といっても
ビーチに住んだことがなければ
私でも、きっとそう思うと思います。

ビーチの暮らしは
錆との闘いといっても、過言ではありません。

2）段ボールは即捨てること！

私には、購入した物品の外箱をとって置く癖がありました。

たとえば、椅子とか、机とか
ＤＶＤプレイヤーや扇風機などの
電化製品の箱とか・・・

いざ移動となったときに
箱があると便利だからです。

ビーチに住み始めた当初
まだ家具を購入していなかったので、
段ボールにいろいろとつめて
整理していたら

「段ボールはすぐに捨てなさい！
その中に何も保管しちゃだめだ！」とオーナー。

「え？どうしてですか？」

「段ボールは、ゴキブリとカニの巣になるから」

ゴキブリはわかるけど、カニ？？？？？？？

興味のあった私は
こっそりと、段ボールを一つ
部屋に置いておきました。

そしたら・・・・

翌朝見たら
ゴキブリが・・・涙

ゴキブリは捨て、
気を取り直してもう一度おいておくと・・・

一週間ぐらいしたら
本当にカニが入ってた！！！！！
しかもフンしてるし！！！！や

っていうか、なんで部屋の中にカニが入ってくるのか
よくわからない・・・

ちゃんと全部扉はきっちり締めてあるのに・・・・

と思ったら、
なんとシャワーの排水溝から出てくるんですね～

ある日、シャワーを浴びていたら
排水溝がゴトゴトいうので、
よく見たら
お湯をかぶって慌てているカニを発見！

ちなみに、木製の箱や
木製の家具も
虫が付きやすいので
しっかりニスを塗ったものでないとダメだそう。

そして、
洋服などは
すべてプラスチック製の
フタが閉まるボックスに保管しなければいけません。

フタがないと
どんどんいろんな虫が入ってしまうので・・・。

というわけで、
私の部屋は
カラーボックスであふれています。笑

洋服、文具、
とくに紙製品は
しっかりと箱に入れておかないと
虫の巣窟になりますので要注意！

使わない鞄や靴なども
しっかりとビニール袋に入れて
プラスチック製の箱に保存。

それから、
キッチンでは、紙の箱に入っている
シリアルとか、ヌードルなどは
すべてプラスチック製の袋に入れ替えないと、
虫の巣窟になります。
とにかく、段ボールだけじゃなくて
紙の箱はＮＧなのです！

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・

まあ、ほかにもいろいろありますが
とりあえずこの二つが
最も気を遣う部分です。

せっかく、いいものを持っていても
保管の仕方を間違えるだけで
全部おじゃん・・・・ということになりますので。

トゥルムは本当にパラダイスですが
パラダイスにはパラダイスなりの流儀があります。

だいぶ慣れてきたものの、
ときどき、すっかり忘れて
「しまった！失敗した～」というものを買って
騒いでいます。笑

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まつ毛を長くする方法

メキシコ人の・・・というか
私が住んでいるトゥルム近辺の人たちは
まつ毛が長くて、クルっとカールしています。
男性も、女性も。。。。
エクステをしているのかと思うぐらい！

それは生まれつきなのかと思っていたら
実は違うそうです。

まだ赤ちゃんの時に
ちょっとした工夫をするだけで
驚くほど長くてカールしたまつ毛になるそうです。

↑この男の子はもともとまつ毛が全部下を向いていたそうですが

秘密の工夫をすることでかわいいカールになったそうです。

「僕のまつ毛、写真撮りたかったらとってもいいよ」

と言って、撮影させてくれました。笑

まず、生まれてから4か月目のときに
まつ毛の先をほんの少しだけカットします。

そして、その3週間後に、
もう一度、まつ毛の先だけを少しだけカットします。

それだけで、長くてくるっとカールしたまつ毛になるんだそうです。
だれでも！！！！！！
日本人でもなるかしら？？？

生まれたばかりの赤ちゃんがいたら
試してみたい！！！！！

ちなみに、まつ毛はたくさん切ってはいけません。
本当に、さきっちょだけを注意深く切ってください！！！

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2015年5月27日水曜日

歩道ができた♪＠トゥルム

シャンバラプチホテルがある通りは
トゥルムの町から
海岸沿いを通る一本道です。

とてものんびりした道で、
歩行者も自転車も車も
ゆったりと通っていたらしいのですが

近年、レンタカーが殺到するようになったり
レンタルバイク屋さんが増えて
バイクを使う人が増えたりして
かなりにぎやかな通りになってきました。

ハイシーズンには交通渋滞が起きるほど・・・

そこで、

車が歩行者を気にせずに走れるように、
また、歩行者と自転車の安全を確保するために、
道に面したホテルに、歩道を作るよう
町から指示が出たのです。

それぞれのホテルが
自分たちの土地を削って
歩道を作るわけですから
結構大変な作業・・・

しかも、作っているところと作っていないところがあるので、
まだ、全部の歩道がつながっておらず、
あまり意味をなしていない状態・・・

シャンバラホテルでは、
木の伐採や植え替えからスタートしたので
全部で三週間くらいかかりました・・・・

↑こちらは駐車場の敷地の

大きな木を切っているところ・・・・

とても太い木だったので

ごみ処理トラック3台分ぐらいになりました・・・

↑歩道をコンクリートで作っているところ。

赤い屋根の小屋は、シャンバラホテルの中心部、

自家発電機が入っている小屋です。

↑コンクリートを固め終わったところ。

↑こんな感じで無事に歩道ができました！

↑ホテルの車以外が駐車できないよう

ロープもで設置しました！

うちのホテルの両隣は
まだ歩道を作ってないので、
中途半端な感じですが（笑）

きっとこれから全体がつながって
みなさんに安心して歩いていただけるような道になると思われます・・・

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メキシコ人のいうことは信じちゃいけない？

↑シャンバラプチホテルのダイニングルーム

メキシコ人・・・・・

というひとくくりにしてはいけないと思いますが、

一年間、このホテルで働いてきて
スタッフたちが私に語ることは
信じない方が・・・ということが
わかってきました。

もちろん、「信じる」という言葉の定義が問題ですが
丸ごと鵜呑みにしてはいけない・・・ということです。

たとえば

「○月○日にやめます・・・
理由は○○です・・・」

という話をされるとき
私は、結構真剣にきいてきました。

なぜなら、そういう話は
仕事に関わることで、
もし、その人がその日にいなくなるなら
次の人を探さなければいけないし、
体制を整えなければいけないからです。

でも、実際に、オーナーに聞いてみると
話が180度違っていたり（笑）
辞める話なんかこれっぽっちもしていなかったりします。笑

ある子は、

彼氏がやっとアメリカから帰ってきて、
結婚することになったの！だから○月にやめます！
と言ってきました。

それはよかったね～と思いつつも、
彼女はとっても仕事ができるベテランさんだったので
気になってオーナーに報告したら
「7年前からそれを言い続けてるから気にするな」と。。。。笑

うーん。

そして、本気でやめるときは
一言も私に言うことなく、
直接オーナーに言って、
次の日には居なくなっていたりします。笑

あとは・・・
欠勤の理由のほとんどが
パーティー後の泥酔・・・笑

いろんなもっともらしい理由を言うけれど
結局は飲みすぎ・・・笑

なので、
みんなの話は、まともに、真剣には聞かず、
話半分で聞き、
いつ、どんなカウンターパンチを食らっても大丈夫なように
心の準備することにしました。笑

最初は、
なんでウソばっかり・・・
私は遊ばれてる？と思っていたのですが

それがとても普通の状態だということがわかり
ストレスが減りました。笑

彼らは、ただ感情やその時の思い付きで語っているだけで
深い意味はないのです。

彼らがみんなにふわふわ語っていることのほとんどは
意味がないし、本気で思っていることでもない。

本当に思っていることは何も言わずに即実行！
（特に仕事を辞めるとき・・・笑）

でも・・・・
一年間住んでみて、
それは、彼らなりに自分を守る方法なのかも。。。と思い始めました。

私たちが住むトゥルムは
とても小さな田舎町で
町の人は、みんな知り合い。。。みたいな感じ。

あることないこと
いろんな噂が面白おかしく飛び交う町です。

○○さんの車が○○さんの店に止まってたとか
○○ちゃんが、○○君とパーティーに来てたとか、

そんな程度の話で
朝食の間、全員が噂話で楽しめちゃう。。。みたいな
そんな感じの町なのです。

シャンバラプチホテルのオーナーは
ものすごい秘密主義。
プライベートライフはほとんど語りません。

ちょっとした日常会話のつもりで
何かを聞くと
「君に何の関係がある？」と聞かれます。

そのたびに
「確かにそうだな・・・私には何の関係もないな・・・」と思い
自分がいかに何の意味もない会話をしているのかに
気づかされます。

オーナーが何も話さないのは
必ず噂話になるから。

何も話さないっていうだけでも
いろんな憶測をされて噂話になるというのに（笑）
話したらもっと大変なことになる・・・汗

仕事のことや予約のことですら
その日にならないと話さない人です。

仕事に必要な物品を購入したくて
翌週のヨガリトリートのお客様の人数などを聞くと

「今の君には必要ない情報。
このお客様に集中しなさい」

といわれます。笑

最初は、仕事のことすら教えてくれないなんて
秘密主義にもほどがあるだろう？と思っていましたが

１年間働いてみて
いろんなことがわかりました。

ホテル業は
お客様が到着するまで
何が起きるかわからないものなのです。

来週は20名・・・といっていながら、
実際に来るのは8名だったりとか。

とにかく、急な変更がたくさんあります。

オーナーとしては、
いつ何が起きるかわからない予定を前々から伝えて
何度も指示をするのは時間の無駄だと考えているようです。

スタッフを混乱させるだけだと。

オーナーが１５年ホテルを維持してきて
そこから得た知恵なのですから
意味があるに決まっているのに

自分の浅はかな知識で
オーナーを批判していたな～と反省。

まだまだ、いろいろ疑問に思うことはあるのですが
自分の価値判断を抜きにして
なぜそれをしているのかを考えれば
きっと、見えてくるものがあるんだろうと思います。

違う文化に生きることは
自分の思い込みを外すいいチャンスだな～と感じています。

ついつい、自分が正しい！と思いがちな私には
とてもいい環境だと思っています。

さて、今日はどんなビックリがあることやら♪

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