2015年6月5日金曜日

テンペにまつわること。

ベジタリアンの間で有名なプロテインに
テンペがあります。


テンペというのは、大豆を使った発酵食品で
もともとはインドネシアの食材です。


しかし、その栄養成分が世界に認められ
今や、ベジタリアンの間では
なくてはならない貴重なタンパク源となっています。


日本には豆腐、納豆、油揚げ・・・などなど
たくさんの大豆食品がありますから
それほど広まっておりませんが


全世界的にテンペはベジタリアンの間で
人気の商品です。

しかしながら、
メキシコでは全く知られていません。


そのメキシコで、
唯一テンペを創って、
啓蒙活動をしつつ
テンペを販売しているメキシコ人がいます。


ルイサ・ベレスという方です。



↑これがルイサの作るテンペ





彼女は、地道に自分でテンペを作り
インドネシア大使館や
メキシコシティに住むインドネシア人などに
販売していたそうです。


しかし、ある日、
日本でテンペを作り実業的に成功している
インドネシア人、ルストノ氏の記事を読み感動し
彼にメールを送ったそうです。


→ ルストノ氏が日本で販売するテンペ:ルスト・テンペ



その結果、ルストノ氏が
大量生産の方法など
いろいろと教えてくれることになり
なんと、一緒に、
ジャカルタでのテンペ関連の会議に
出ることになったのです。


そのときの記事がこちら
写真にルイサが写っています♪♪♪


実は、彼女がルストノ氏とインドネシアに来たとき
私は偶然に、ルイサと知り合ったのでした。。。。

スペイン語が話せたため
すぐに意気投合し、
そこからずっと彼女の軌跡(奇跡)を
たくさん見せてもらっています。


自分が本気でやりたいと思うことは
叶うモノなんだな~ということを
学ばせてもらっています。


彼女のがんばりが功を奏して
今では、メキシコシティのたくさんのお店で
テンペを使ったメニューが考案されています。


そして、地方都市からも注文が・・・

地方都市からの注文は
有り難いことではありますが、

メキシコには、
日本の宅配会社のように
冷蔵・冷凍品を運ぶシステムがありません・・・。


しかし、出来上がったテンペを
空港に運んで、そのまま空輸し
その便が到着したら
すぐに受け取ってもらえるように
仲間に到着空港で待っていてもらう・・・という仕組みを考えつき

フレッシュなテンペを
各地に届けられるようになったとのこと。


ルイサをサポートするたくさんの友人達が
空港までテンペを取りに行って
お客様に届ける・・・という作業を
手伝ってくれているのです。


私が住むキンタナロー州では
ペドロ君という水中カメラマンが
ルイサのテンペ販売の代理店をしています。

ですから、彼に注文すると
すぐに持ってきてくれるのです。


実は、まだ
シャンバラプチホテルの正式メニューにはなっていないのですが
日々、テンペ創作料理を作って
皆さんに試して頂いているところです。


いつか、シャンバラキッチンで
皆さんにルイサのテンペを召し上がって頂けるといいのですが。。。。





↑マヤカボチャとテンペの醤油炒めごま風味
直径10センチ程度のマヤカボチャを
丸ごとゆで、その中に
テンペの醤油&黒ごま炒めを詰め込みました。
マヤカボチャは、水っぽいカボチャで
それほど甘みがなくあっさりしていますので
少し味付けの濃いテンペの醤油炒めが
よく合います。



↑枝豆テンペサラダ
塩ゆでしたテンペに味噌とごま油を加えて
マッシュサラダにし、生トマトと塩ゆで枝豆を添えて
ティンバルにしました。



↑テンペサルタード
サルタードというのはスペイン語で炒め物のこと。
タマネギ、素揚げテンペ、ピーマン、生唐辛子を醤油と塩で炒め
最後に生トマトを入れて
一煮立ちさせます。
トマトの酸味と醤油がよく合う一品です♪




注文殺到して、とうとう製造が追いつかなくなったルイサは
なんと、今週末から、日本のルストノさんのところで
3週間の修行だそうです!
初めての日本!

彼女が楽しんでくれますように♪♪♪





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