トルティーヤ(Tortilla)と一口に言いましても
いろんなものがあります。
つまり、
工業的に作られてスーパーなどで売っているトルティーヤ。
そして、トルティーヤ専門店で作られるもの。
また、家でトルティーヤを作るプレス器を使って
作られるもの。。。。
しかし、一番おいしいのは
手で広げて作るトルティーヤ。
同じ生地を使っても
トルティーヤプレスを使って作るのと
手で広げたのでは
全然味が違うんです。
なんでなんでしょうね?
この、手で広げて作るトルティーヤを
トルティーヤ・ア・マノ(Tortilla a mano)といい
プレス器を使うものとは区別されます。
まず、トルティーヤ・ア・マノに必要なのは
マサ(masa)。
マサとはトウモロコシを練って作ったトルティーヤ用の生地のこと。
これは、一般的には家庭では作られず
専門店で購入します。
マサは、市販のトウモロコシ粉、水、油などをこねて
作ることもできます。
でも、やっぱりトウモロコシからちゃんと作ったマサは
全然味が違うんです。。。。
しかし、それを家で最初から作るのは結構大変らしいので
たいていは、マサを販売している人から買ってきます。
買ってきたマサはこんな感じ。。。
今回は、黄色いマサと白いマサが半分半分。
トウモロコシの種類によって
生地の色も変わります。
そして、この生地をそのまま伸ばして焼くのか。。。と思いきや
なんと、ここに市販のトウモロコシの粉を加えて
少し練ります。
マサのまま焼いても問題ないけれど
少し粉を加えないと、固くなってしまうんだそうです。
なので、ふんわりとやわらかいトルティーヤを作るためには
1キロのマサにたいして、250~300gの粉と適量の水を加えて
よく練ります。
そして、生地が出来上がったら
こちらの動画の要領で、丸く伸ばしていきます。
30秒で一枚が出来上がっちゃう♪
見てるとすっごく簡単そうなんですけど
難しいんですよ、意外と。。。
不器用な私は、いまだに、
みんなが3枚作る間に、やっと1枚できるかどうか。。。笑
こんなにうまくくるくる回せなくて・・・・
でも、実際には、メキシコ人でも
トルティーヤ・ア・マノが作れない若い人も
多いんです!
だから、外国人の私が、挑戦しているのを見るのは
すっごくうれしいみたいで
いつも写真を撮られます。笑
いつか、誰よりも早くトルティーヤ・ア・マノが
作れるように頑張りたいと思います!
で、丸く仕上がったトルティーヤは
熱した鉄板の上で焼かれます。
ぷくーっとふくれたら焼き上がり♪
見てください!
まるで機械で作ったかのような
均一の仕上がりを!!!!
これができるようになるのが
今の目標です!!!
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