2016年3月13日日曜日

molcajete モルカヘテ

メキシコ料理といえば
サルサ!!!


サルサとは、英語ではソースという意味で
とにかくいろんな種類があります。


基本的には赤いトマト、緑トマト、唐辛子
玉ねぎ、にんにく、コリャンダーの葉などを使って
いろいろな組み合わせで作られる
辛いソースのことを指します。


メキシコの食卓には
無くてはならないとても大切な調味料。


日本で言えば
醤油みたいなかんじでしょうかね?


メキシコ人は、タバスコを使うと思っている人が
いるかもしれませんが
タバスコを置いているレストランは
観光客用で
地元の人がタバスコを使うことは
まずありません。


で、このサルサを作るときに絶対的に必要なのが
ミキサー。
メキシコではリクアドーラ(Licuadora)です。


日本では
ミキサーを持っていないご家庭はたくさんあると思いますが
メキシコのキッチンでは
無くてはならない最も基本的な調理器具です。

これがなかったら
ジュースも、サルサも作れませんから・・・


しかし、ミキサーがなかった時代は
一体どうやって作っていたのかというと
石臼です。









石臼の中に調味料を入れて
ひたすら叩いて作っていたのです。


メキシコでは、この石臼を
Molcajete(モルカヘテ)と言います。


この間、スーパーに行ったら
スっごくかわいいモルカヘテが売っていたので
思わずパチリ。






しかし、この顔・・・
豚?犬?イノシシ??
なんだろう????


メキシコ人のセンスは
よくわかりません。。。。笑


都会のメキシコ人に聞いたら
首があるから、犬じゃない?といわれ
地元のメキシコ人に聞いたら
どう見ても豚でしょ??と言われました。


私も、最初に見たときはブタだと思ったんですよ・・・
ってことは、感覚が
ローカル化してるってことですかね?笑



昔はどこの家庭にもモルカヘテがあったそうですが
今は、ミキサーが主流で
これを使う人はほとんどいないということ。


お土産品としては
人気があるようですけどね。。。ちょっと重たいけど・・・


日本でいう、すり鉢みたいなものなんだと思いますが
やっぱり、これで手作りしたサルサは
おいしいんだろうな~

いつか、自分の台所が出来たら
絶対買います!笑

豚の飾りがないヤツ!!