2016年9月16日金曜日

Uberがとうとうカンクンに!!!!!!

数日前、Uberがカンクンに入るというニュースが出ました。

Uberとは、アメリカでスタートした配車システムで
携帯のアプリを使います。

日本でも始まっているようですが。。。

私はこのシステムを
サンフランシスコに行ったときに初めて知り、
そして使ってみて、驚きました!

なんて便利な!!!

アプリを起動すると自分の近くを走っている車が表示されるので
その中から好きなのを選びます。

運転手の顔とか車のナンバーとか
評価とか
そういうのも全部見られるんですね。

だから、
この人はちょっとやだな。。。と思ったら
別の車を選べるわけです。

運転手さんは基本的にプロではなくて
Uberのシステムに登録している一般車。

ちょっと時間が空いたらバイトできちゃうわけです。


しかし、このシステムはタクシー会社に大打撃を与えます。
そりゃそうですよね。
タクシー使うより断然安いし、
サービスもいいわけですから。。。


それに、どこにいてもすぐにアプリで呼び出し出来るわけですから
タクシーの通らないところでじーーーっと待っている必要もなく。。。


さらにいいところはキャッシュレス。

アプリ内で決済しますので
ドライバーさんにお支払いする必要は一切なし。

手持ちがない、細かいお金がない。。なんてことも
心配なし。


あとは細かいことですが、領収証がちゃんと出ます!
オンラインで申し込めます。
なので、仕事に使うにしてもいいわけですね!


メキシコではメキシコシティでかなり頻繁に使われており、
メキシコ人の友達に聞くと非常にいいサービスだということ。
一度もトラブルはないし、安いし、快適だし。。。と。


私はまだメキシコシティでは使ったことが無いのですが
今度行くことがあったら、空港からUberっていうのもいいな~と思います。

ちなみに英語ではウーバーですが
スペイン語ではウーベルといいます。


で、そのサービスがなんとカンクンと
プラヤデルカルメンに入るというではありませんか!


もちろんトゥルムにはまだだと思うんですけど。笑


さっそくUberを起動してみましたが
トゥルム地域では走っている車はゼロ。
その代り
「この地域には利用可能な車がありません。登録してみませんか?」と
私にUbernoドライバーになりませんか?という勧誘画面が出ました。笑


トゥルムにもUberあったらいいだろうな~。

で、利用者にとってはとっても素晴らしいシステムなんですが
タクシー会社は大激怒!!!


昨日は、プラヤデルカルメンでUberに登録している一般車を
タクシードライバーが囲んで動けなくするという事件も発生したようです。。。

Uberのアプリ開けたら、
車がどこにいるか一目瞭然なので
狙い撃ちされちゃいますよね。。。


この辺りでは、地域ごとにタクシーのシンジゲートがあって
縄張り意識がすごく強いんです。

ちょっとマフィアっぽい要素もあります。

ずいぶん前ですが
トゥルムのタクシーに乗って
プラヤデルカルメンに行ったときのこと。

彼には私が買い物が終わるまで待っててもらい、
そのまままたトゥルムに連れて帰ってもらう予定でした。

なので、5番街というプラヤデルカルメンの目抜き通りで降りて、
そのままプラプラ買い物をし、
降りたところと全然別のところから

「ねえねえ、今ショッピングモールのところにいるんだけどここまで迎えに来て!」

といったら、そんなことはできないというのです。

なんで?といったら

「トゥルムのタクシーが道端でお客を拾ったら
プラヤデルカルメンのシンジケートにボコボコにされる」と。

道端で新規のお客を拾うわけじゃないでしょ?といっても
自分たちはそう思っていても、
傍から見たら、お客を拾っているように見えるから絶対ダメ!と。笑

仕方がないので、
タクシーが待っている駐車場まで歩いて行ったのでした。


後で聞いたら、
ボコボコというのは本当に肉体的に暴力を振るわれたりするらしく
非常に怖いらしいです。汗


知らずにやって、大変な目にあったドライバーを知っているから
絶対にやりたくないといっておりました。


すごい縄張り争いですね。
やっぱり村社会なんですよね。。。


というわけで、
カンクンのタクシードライバーたちも
Uberの登場にはカンカン!

今日は、カンクンのホテルゾーンに行く道が
封鎖されていると聞きました。


いや・・・・
これはいったいどうなるでしょうか。。。。


利用者からするととてもいいサービスなので
何とかうまく折り合いがつくといいのですが。。。。


次にカンクンに行ったときはUberが使えますように!






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