2016年10月13日木曜日

出たよ!非を認めないメキシコ人・・・

リトリートグループが来る二日前に
引率のヨガの先生が、先に到着しました。


彼女は、私がここで勤め始めてから
毎年毎年グループを連れてくる先生です。


いつも、グループが到着する二日前ぐらいにきて
ゆっくりしてから
リトリートを始めます。


常にいろんな国を動き回り
いろんな人と共同でリトリートをする彼女は
それぞれの人たちと問題を抱えているらしく


うんざりというか、消耗しきった状態で
シャンバラにやってきました。



イライラしているのがはっきりとわかるぐらいで
みんなが来る前に
こんな状態で大丈夫なのかな。。。と思っていました。


なるべく居心地がよくなるよう
リトリートへの不安が無くなるように
いろいろと気を遣っていたのですが


朝食を食べ終わった後
急にすごい声が聞こえました。


何々??と思って走っていくと
なんと、寝っ転がったマットに
漂白剤がまいてあって
買ったばかりのドレスの背中の部分の色が
まだらで抜けてしまったのです。


泣きっ面に蜂とはこのこと。。。。



っていうか、なんで漂白剤が?


と思って、スタッフに確かめると
一人の女性スタッフが
外のビーチベッドのマットが汚かったから
漂白剤を付けて、少し置いておいた。。というのです。


お客さんがいて
いつだれが使うかわからないのに
漂白剤をまいて、何も注意書きをせずに
そのまま放って、朝ごはんを食べに行っていたのです。汗


お客様がいるのに
漂白剤を付けたマットをそのままにして
その場を離れたらだめでしょ?
お客様のお洋服がだめになっちゃたのよ!というと


「だってベッドが汚かったんだもん
漂白剤を使うのは当然でしょ?」

と、何時もの通り、即答の言い訳。


「でも、誰が使うかわからないのに
そのままにしたら危ないでしょう?
もし、どうしてもつけおきしなければいけないなら
その場を離れないようにするか、ロープを張って、
誰も使わないようにしておかないと。。。」


というと

「だって、ベッドが汚かったんだもん」の一点張り。


謝る気配はなし。
反省する気配もなし。


でも、たぶん、
とんでもないことしちゃった・・・というのは
お客様が発狂している様子を見ていれば分かったはずです。


それを認めるのが怖いし
謝るのも怖いので
ひたすら、全然違う話で
謝罪の強要を避けまくる彼女。。。。。笑



責めても絶対に非を認めないのは明らかだし
会話が平行線になるのは目に見えていたし
何より、彼女自身
実際にはヤバイと思っていたからこそ
話をかわそうと必死だったと思ったので


「ベッドが汚いから、きれいにしようと思って
掃除してくれてありがとう。
漂白剤を使うのも、問題ない。
石鹸でとりきれないなら
漂白剤を使うのは仕方がないからね

でも、もしその場ふき取らないなら
必ず、誰も座らないように
ロープを張るようにしてちょうだい」


と丁寧にお願いをしてみました。


でも返事は同じ・・・・(笑)
まあ、予想はしてたけど。


だけど、目の奥に
おびえている感じが見えたので
きっと、教訓にはなっただろう・・・と思って
そこでストップしました。


その事件を見ていたF君。


「ありえないよ、漂白剤をそのままにするなんて!」


と評論家のように正論を述べていましたが


翌日、階段のペンキを塗って
そのままに。。。。笑



「間違ってお客様が使ってペンキがついたらどうするの?
ロープで立ち入り禁止にしときなさい。
昨日の漂白剤事件でわかったでしょ?」

というと


へへへへへ。。。。と笑って
慌てて、ロープを持っていきました。笑


人の文句は10倍ぐらいにしていうのに
自分には甘いメキシコ人。。。爆笑



今日も、この青い空が、私のすさんだ心を
癒してくれます!
がんばれ、わたし!!!


あ、ちなみに、一番泣きたかったのは
オーナーかも。。。。
お洋服、弁償してました。。。汗









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